歯肉が腫れるとき
                           
2012.11.19(月)

 歯肉が腫れて、痛みや不快な症状を感じた事がある方は多いと思います。

 原因としては大きく二つに分けられます。

 
一つは歯の周りに問題がある場合。

 これは、歯周病に罹患している場合と親知らず等がはえかかっている場合が

あります。どちらも歯の周りのバイ菌が原因のため周囲のクリーニングが必要

です。

 二つ目は歯の中に問題がある場合、これはさらに2つあり神経がない歯でその

神経の管にバイ菌があり、歯の根尖が炎症を起こしている時。

 この時は、器具を使いバイ菌を取り除く治療をします。

 もう一つは、歯の根が割れている時。

 この時は、ほとんどが抜歯せざるを得ません。

 その他、腫瘍性の場合等もまれにあるので、まず受診を。

            ぶつけた歯の治療について
                                  2012.10.29(月)
 
 歯をぶつけてしまったときの歯科での治療です。

 まず受傷したときの状況や現在の症状等を聞き、必要であればレントゲン等

の検査をします。

 唇や歯ぐきが大きく切れ、出血が多い場合は縫合することもあります。

 検査の結果、歯の根が折れたり、支えている骨が折れたりしている場合や、

レントゲンでは異常がなくても歯がグラついている場合は、正しい位置に戻して

接着剤やワイヤー等を使って固定を行ないます。

 ただし、歯の折れている位置や状態によっては抜歯になることもあります。

 このように、固定が必要になった歯や受傷直後は、特に異常がなかった歯でも

時間がたった後で中の神経が死んでしまったり、歯の根が骨の中で溶けていった

りすることもあります。

 また、ぶつけた歯が乳歯の場合は、下にある永久歯がうまく成長しなかったり、

出てこない等の問題が生じることもあり注意が必要です。

 いずれにしても、まずは受診してみてもらうことをおすすめします。
 
             インプラントのトラブル
                                  2012.10.10(水)

 最近、テレビや雑誌等でインプラントによるトラブルが大きく取り上げられる

機会が増えています。

 このことでインプラント治療について不安を持たれた患者さんも多いのでは

ないでしょうか?
 
 確かにインプラント治療とはアゴの骨に手をつけるものですからリスクはゼ

ロではありません。

 でも、リスクがあるのは抜歯等の一般的な歯科治療でも同じことです。

 ではなぜインプラント治療が問題になっているのでしょうか?

 考えられる原因は、


  「説明不足」

  物が噛める様になるという良い話しが先行してしまい、手術による痛み、

 腫れ、神経に対する影響の可能性等様々なリスクの説明が不十分なまま

 手術を行い術後それらが発生してトラブルとなるケース。


  「歯科医の技量不足」

  骨の状態によって手術の難易度は違います。

  これは術前にCT撮影等の検査により確認できるのですが、これが不十分

 な為に歯科医師が自分の技量を越えた難しい手術を行なってしまい予想外

 のアクシデントが起こりトラブルとなるケース。


 当院ではこれらに対して注意を払ってトラブル発生の防止に努めています。

 現在インプラント自体の性質は非常に優れた物となっており適切な方法で

治療を行なえば大変有効な治療法の一つであることは間違いないのです。
 
              歯をぶつけたときは・・・
 
                                 2012.9.3(月)

 普段の生活で転んだり、何かに当たって歯をぶつけて来院される方がとき

どきいらっしゃいます。

 今回は歯をぶつけてしまった時、歯科を受診するまでの対処方法につい

てです。

 まず、歯以外にぶつけたところや傷がないか確認します。頭などを一緒に

打っている場合があり、その場合はその対応が必要となります。

 また、唇や歯ぐきなどを切って出血があり、止まらない場合はガーゼなどで

押さえて止血します。

 次にぶつけた歯を確認します。抜けてしまった場合は、なるべく早く牛乳か、

ない場合はお口の中に入れてすぐに受診してください。その際、抜けた歯に

は極力触らないようにして下さい。ゴシゴシこすって洗うと歯の周りの大事な

組織がはがれたり傷ついたりしてしまいます。

 歯の一部が欠けた場合もかけらがあれば持っていきましょう。

 その他、特に異常を感じなくてもぶつけた後時間が経ってから起こってくる

異常などもあるので念のための受診をお勧めします。





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               8020運動について 
                                   2012.9.18(火)

 皆さんご存知のように8020運動とは、80歳で20本の歯を残そうという運動で、

現在達成している方は20%を越えていると言われています。

 20本の歯が残っていると、ほとんどの食べ物がしっかり噛めておいしく食事が

とれます。(グラグラの歯は別ですが・・・)

 また、よく噛めると脳血流量も増し、全身的にもより健康的に生活できると考え

られます。

 私たちもなるべく抜歯を避けるよう治療及び予防に専念しています。

 ただ要介護になったらどうか?

 歯ブラシもよく出来ず薬の問題等様々な事があり、仮に治療となっても満足に

できない場合もあります。とても難しい問題です。

 以前ある先生が、8020運動とは入れ歯でも20本歯があるくらい噛めるように

する事だとおっしゃっていた言葉が耳に残っています。歯科医の責務です。

   Dental Notes(コラム)